【初期の結婚式の見積もりと全然違う…】見落としがないように最初に確認するべきポイント│ハワイ結婚式
大手の結婚式プロデュース会社と、ハワイの結婚式に向けて打ち合わせを進めていく上でもやもやしたこと…。
それは結婚式3ヶ月前くらいの段階で、「あれ?初期にもらった見積もり費用と、金額違わない?(゚д゚)」ということです。
結婚式の費用が、想定してたよりも50万ほど高くなってしまったのです。
「最初の見積もりをもらう段階できちんと担当者に確認しておけば…」とかなり後悔が残ったので、ぜひこれから挙式を考えている方たちのお役に立てればと思い本記事を書かせていただくことにしました。
プロデュース会社を比較する際に、結婚式見積書の具体例と確認するべきポイントや注意点など「見積もりのもらい方」について、お伝えできればと思います。
ハワイ結婚式の初期の見積書に含まれた項目(具体例)
私たち夫婦は結婚式に何が必要かなんてよく理解しないまま、とりあえず大手プロデュース会社に話を聞きに行くことにしました。
担当の(ダンディな)おじさまが、ハワイで結婚式を挙げるときの流れや式場を紹介してくれます。素敵な挙式会場が掲載されているパンフレットや実際の映像を眺めながら、ある式場を気に入った私たちは、その式場の見積もりを出してもらいました。
それがこちらです。
結婚式見積書(初期)
※金額については正確な金額ではなく、大体の数字です。
総額220万円。
私たちが当初予算として考えていたのは旅費含めて200万くらいだったので、これならギリギリいけるかと思い予約することにしました。
この打ち合わせの帰りに、式場や食事会のレストラン、オプション情報が載っているぶ厚めのパンフレットをいただいたのですが…あまりの情報量に面倒くさがりの私はほとんど読まずに放置していました。式場がひとまず決まった安心感もあったので、どうにかなるだろうと思ってもいました。
これが後悔に繋がることになるとは知らずに…。
ハワイ結婚式の3ヶ月前の見積書に含まれた項目(具体例)
結婚式の3ヶ月前に、再度打ち合わせがありました。細かいオプションをどうするか決めていこうということなので、パンフレットを元にひとつひとつオプションの説明があります。
説明を聞きながら徐々に私たちは焦り始めていました。
「オプションの話、最初の打ち合わせのときには説明がなかったものばかり…」
リハーサルメイク、美容師同行、新郎ヘアセット、ハクレイ、花束(アップグレード)、動画、レイ(両親プレゼント用)……
確かに必須じゃない。でもこれってあった方が良いものだよね?
顔面蒼白になっている私たち夫婦を見た担当の方が「悩みますよね。でもこれもあった方がいいですよー。」となぜか更に勧めてくる…。
(このままではまずい!)
そう思った私は、担当の方に「元々決めている予算があるので、そこまでオプションはつけられないのですが…。」と申し出ると、担当の方が「じゃあとりあえずつけたいオプションを全部入れる方向で見積書をつくって、そこから削除していきましょうか。」とご提案くださったので、私たちは頷きました。
そしてまず、候補のオプションはすべて追加いただいた状態で、出てきた見積もりの明細がこちらです。
結婚式見積書(2回目打ち合わせ時)
総額…270万円?!?!
最初の見積書よりも50万円ほど高くなっていました。完全に予算オーバーです。
例えば花嫁が持つ「ブーケ(花束)」…
基本プランに入っているブーケではなく、もっと可愛かったりお洒落なブーケを持ちたい場合にはアップグレード費用がかかります。ブーケについては何種類も紹介され、「そりゃあ基本プランのものよりは豪華だし可愛いけど…」と気持ちが揺れました。
そして、最初の打ち合わせのときにはまったく話がなかった「リハーサルメイク」や「美容師同行」。リハーサルメイクとは結婚式前に行う、メイクや髪型が自分のイメージとあっているか確認するための予行練習みたいなものです。
周りに話を聞いていると、いざ本番にメイクをしてもらってみたら「イメージと違っていた!」なんてこともあるそう。また美容師同行というのは、メイクや髪型が挙式中や移動中に崩れてしまった場合に直してくれる人のことです。つまり崩れたら自分で直さなくてはいけないということ…。
(いやいや、この2つも必要だよね?! )
唖然としました。
更に驚いたのが、食事会を行うレストランについて担当の方とお話していたとき。
1人あたり20,000円のコース料理を出していただく予定だったのですが、そこに飲み物代が含まれていないことが判明しました。しかもそのレストランで出てくる飲み物の1杯の平均の値段を聞けば、1,200~1,300円ほどとのこと…。
仮に1人が3杯飲んだとして計算すると、 おおよそ1人あたり4,000円くらい。
15名分で6万円ほど、食事代にプラスしてかかることになります。
どうしよう、と悩んだ私たちは結局その場で結論は出せず、一度持って帰って改めて検討させてもらうことにしました。
おいおい聞いてないぞ…と、内心モヤモヤです(笑)。
結局夫婦で話し合いを重ね、フラワーシャワーや動画、フラワーリングなどをカットし、ハクレイやティアラ、矯正下着は楽天市場で安物を買うことにしました。それでも予算は超えてしまい、貯金はほぼ0になりましたが…。
最初に見積もりをもらう時点で確認するべきチェックポイント「これですべて?」
私たちは事前の下調べが足りず、結果、想定した金額よりかなり高くなってしまいました。
このようなことが起こりうるので、見積もりに漏れや見落としがないよう、これから結婚式場を検討するカップルの方たちは初期の見積もりの段階で最低限のオプションだけでなく、「考えられるオプションとその費用をすべて」見積書に記載してもらったほうが安心です。
また見積書に記載されない項目についても、挙式・食事会を通じて他にどのようなお金がかかるか担当の方に確認しましょう。
結婚式の見積書の項目について具体例を改めてまとめると、以下の通りとなります。
<最低限必要な項目(例)>
・挙式基本プラン
・衣装(ドレス&タキシード)
・食事会のコース料理代
・旅行(飛行機+ホテル) など
<必須ではないが、あった方が良さそうなオプション項目(例)>
・アルバム
・フォトツアー
・衣装の小物(基本プランに含まれていないもの)
・フラワーシャワー
・リハーサルメイク
・美容師同行 など
<その他、見積書に記載してる項目以外に考慮する必要がある(例)>
・お酒代
・チップの支払い など
チップ代なども、ついつい忘れがちですよね…。レストランなどでは全体の金額に対して15~20%ほどチップ代を支払う必要があります。
大変かと思いますが、初期の見積もりの段階であらかじめ詳細を確認をしておくことで、最終的な結婚式の見積もり金額とのギャップを埋めることができます。
そのあとで見積書を確認しながら、必要なものと不要なものを仕分けていきましょう。
オプションなどが載っているパンフレットも、私のように放置せず、いただいたらぜひ熟読してくださいね(笑)。
最初から分かっていたら他の式場やホテルを検討したのに…と後悔は残りましたが、結婚式自体はなんだかんだ無事終えることができ満足しています。
これから見積書を元に結婚式場を比較検討されるカップルの皆さまは、どうか十分にお気をつけください…。本記事が少しでもご参考になれば幸いです。